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詠嘆の追悼

 空を飛び回ることができるのはとても素晴らしいことだと思う。360度すべてに障害物のない世界を自由自在に動き回ることができるというのは、どんなに解放感を感じられることだろう。そう言ったら、スコルの左の頭は苦笑した。
「障害の無いことこそ、何よりの障害さ」
 逆説をぶって、スコルは行き先を問うた。
「もちろん上だよ。ねえ、アリス?」
「そうね。私たちは階段を上っていたのだもの」
 上に上っていたのなら、上に進むしかない。目的地は上だったのだから。
「だが、階段は天井へ続いていたようだぞ」
 見ろ、とスコルが顎で示した先には窓が付いていた。螺旋階段を上っていたときには見えなかった、小さな天窓だ。スコルは私とダンを背中に乗せたまま、天窓に手が付くほど近寄ってくれた。
「見てみろ」
 促されて、私とダンは天窓を覗く。崩壊の道を辿る螺旋階段は、天井手前で崩壊を止めていた。もともと床から繋がっていた螺旋階段だと知らなければ、一体何のためにあるものなのかわからなかっただろう。
 それは、天井から生え出た階段に見えた。
「天井が終着点だったんだね」
 私の後ろで、ダンが残念そうな声を出した。
「実は天井にドアが付いているとか言わないかな?」
「言わないな。キリギリスの屋敷はカエルの公爵の館とは似て非なるモノ。不可解があってもそこに意味はない」
「よく知ってるのね」
「本来ならば、アリス。お前が知ってなきゃいけないはずなんだがな」
 もはやうんざりしたように左の頭は息を吐いた。呆れられただろうか、受け入れてくれているならともかく、投げ出されていたら少し寂しい。
 スコルはキリギリスの屋敷を旋回して、もう一度行き先を問うた。
「どこに行く?」
「逆説、に則ってみましょうか」
 私は崩壊した螺旋階段のある部屋を見つめて言った。
「下を見てみましょう」
 上に何も無いのなら、あれは下りの螺旋階段なのだ。


to be ontinude...?
Title of "A paradox."
*****
久しぶりにアリスー!!


もう最近グダグダでダメダメです。
いえ、前からダメダメだったのですが、どうもはきはき動かないというかなんというか。

とりあえずね、日記なのでここのところあったことを記しておこうと思います。

・リリィさんのキーボードの「C」が利きません。平仮名で「しー」と売って変換しています。明日学校持って行きます。
・母さんに服を買ってもらったらサイズがLLでした。僕はまったく買い物が下手だなぁ。
・システム室の先生にデジカメを借りました!片手でも操作できるコンパクトサイズは好きだなぁ。自転車に乗りながらも操作できますvv(真似しない)
・姉さんが死にそうです。最近吐血ひどいけどマジで大丈夫かあの人。
・東京、行きます!決心した。何がなんでも、行きたい。が、時間が、ない件。
・久しぶりに晴れた空は視界に入りきらない青空で嬉しくなりました。前みたいに心がきゅうって締め付けられるほどの焦がれはないけれど、やっぱり目を細めるほどには好きだ。
・屍鬼をゆっくり呼んでいます。ニコニコ動画でSIRENのプレイ動画を見ています。そのうち絶対内容混ざる。
・父さんがヤバげ。離婚したいならすればいのになー。良心がうずくのはわかるけど。
・新規ライブチャット登録。ゴー!

こんなものかな。
ああ、あと、やっぱり文章書くのが好きだなぁと実感したりしています。集中して文字を起こすのは一種の快感ですね。気持ちいい。

そういえば病院に行けば、足の傷はすぐに治りそうです。
バイト帰りに雨上がりの坂道でずっこけた傷。でもいまのうちに痛みを実感しておきたいと思ったり。


以上ー!!
しばらくは創作一本でいってみたいなぁ。
画像編集が楽しいよー。











最愛の人の腕の中で、僕はぼんやり考える。
「30歳まで生きるかな。無理かもな」
僕はヒトをどう見ているんだろう。

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