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よくあること

こんばんは翼です。

ちょっと珍しくショッキングな事態に遭遇してびっくらぽんです。
まあ相変わらず僕が悪いんだけれども。

家庭内殺人はもしかしたらこうして起こるのかもしれないなあと、ちょっとメモ程度に。

ええとなんだっけな。
僕がお腹空かせた状態で疲れて帰ってきて。

母さんが半ばキレている感じだったので、とりあえず飯の支度を手伝うことにし。
居間のこたつで漫画を読んでいた姉さんに、「パソコンおろして」とか「本散らばってると(誤っておかずの汁かけたりしたら)大変だから片付けて」と言ったところで、どうやらもともとイライラしていた母さんに触発されてイライラしていたらしい(僕は気付かなかった)姉がブチ切れて、「何様やねん!」と僕に怒鳴り声をあげてきたと。

それにイラッときた僕が、空腹と疲労でイライラしていてこれはヤバいなと思ったので。ここにいると余計空気というか全員のイライラが悪化するなあと思うので、一旦外に出て頭冷やしてこようと思考ギリギリのイライラ頭で思って。
「やっぱご飯いらない。ちょっと出てくる」
と発した一言が完全に引き金になりました。


まあ。そもそも発端は僕が熱心に就職活動をしてなくて、それで姉が散々「将来のこと考えや」と言ったにも関わらずなかなかハローワークなどに行かなかったのが原因なので。
そんなわけで元々は僕が悪いので、それをひとつ留めておくとして。

で、僕がコートを取りに部屋にいくと、姉が突然こちらに本を投げつけるは怒鳴り声を上げるわ射殺さんばかりに睨んでくるので、まさに予想外の怒髪天っぷりにびっくりして。
で、姉さんが怒っているのは虫の居所が悪かったんだろうとかしかおもいつかなくて。
とりあえず冷静になって「なんで怒ってるの?」と尋ねても「自分で考えろ」と言われるので、考えてみてもやはり普段からちゃらんぽらんしてるくらいしか思いつかなくて、突如こんなに烈火の如く、人を殺さんばかりに見つめてくるほどの”怒られる理由”に心当たりはなかったので。
前に「イライラしてんのはアンタだけちゃうねん!!アンタだけ不幸そうな顔すんなや!?」と言われたので、姉の見地に立って考えているに、母さんも姉さんもイラついているのに僕すらイラついててそれが顔に出ているのが不愉快なのかと思いつつ。
想像できる理由を口に出してみても「そう思うんや?」と射殺さんばかりの視線……――というかイッちゃってる目で睨んでくるので、ああ、またかと思いつつ。
「イラついてるのはアンタだけちゃうねん。あたしだって出ていきたいわ!」とか
「アタシが出て行こうとしたらアンタ止めるやろ?!」と言われたのに首を捻りつつ(姉はしっかりしてるし頭もいいから、落ち着けばちゃんと帰ってくるだろうっていう確信めいた信用があったので、大学生くらいからは携帯さえ持っていれば出て行くのを止めた記憶はなかったから)。
相変わらず短絡的な僕は「とりあえず出て行かなければこの場は収まるのか」と思い、「出て行かない」と言葉を紡ぐ。
少しして姉が座り再び漫画を手にしたす、イライラもふっとんだのでとりあえず飯の用意をしようと母の隣で準備をしようとしました。

そこの会話は少し忘れてしまったのですが、1-2言交わしたあとで姉が一言。
「死ね!」
それに対して僕が
「あ、はい、頑張ります」
という手榴弾をその場に落っことしました。
もちろんしっかりと爆発しました。
姉が「言ったな?!」と言って包丁を振り上げてくるのに慌てて母さんが僕を抱え込み、「やめてやめて!!!」と叫ぶ。
修羅場ですね、こうやって書いて初めてわかった。これが修羅場ァ…!!!!(゜言゜;)
まあ、僕もびっくりして、母さんが怪我をするのはいけないってことでなんとか僕を抱える腕を外そうともがく。母さんは泣きながら僕を抱え込む。
姉の目がけっこう本気な感じだったもんで、もしも腕を振り下ろされたらこの状況ではヤバいと。母が怪我をしてしまうと。もしも僕だけを刺そうとした場合でも、僕はしっかりと母に抱きしめられているため、流れ玉ならぬ流れ刃物が母を傷つけてしまう可能性もある。なのでもがけどももがけども当たり前ですが母は離れようとせず、「お母さん、邪魔」という姉の言葉にも「お母さん危ないから!」と言う僕の言葉にも拒否を示すので(自分の子供が殺人の加害者と被害者になりそうな状況なんだからそりゃ止める)、これは体勢を変えたほうがはやいなと、母と自分の立ち位置を通うとするもそれもうまくいかず。
結果、姉が包丁を投げ捨てました。
姉も怪我しなくてよかったなと思ったところで、姉は僕に尋ねました。

「じわじわ死ぬのと、一思いに死ぬのとどっちがいい?」
僕は馬鹿正直に答えます。
「一思い…?」

もちろん姉は僕を外へ連れ出そうとします。目指すは屋上!
うちのマンションの屋上が地上何mなのかは知りませんがとりあえず9階建てなので、だいたい死ねます。(余談ですが、5-6階であれば足の骨が飛び出すくらいで、打ち所が悪ければ下がコンクリなので死にますが、5階程度の高さからならば頭を下にして落ちなければだいたい生きてます。ただ生き延びるのに多額の医療費がかかるのですが。)

状況は忘れましたがたしか姉さんが僕の腕をひっぱってったのかな?
玄関へ続く廊下のドアのところで母さんが大慌てて姉を止め、姉に「アンタが死ねつったときに「はい」って言ったんやろ?!自分の言ったことに責任持ちや」と言われてはぐうの音もでず、「よかったね保険かけておいて!」と笑う姉に僕は「あ!ほんとだラッキー!」とわりと本気で安心しつつ(その後に母から1年未満は保険金下りないと聞いてガッカリしましたorz)、そこに至ってはもう母が半狂乱で泣きながら「やめてお願いだからやめて!!!」と姉を押しとどめながら叫ぶので(あ、これは母さんがやばいな)と思った僕は、素直にごめんなさいと姉に謝ることに。
なにがすごかったって、泣いて「やめて」と縋る母親に「ごめんお母さん、感動するところやろうけどいま私キレてるからなんとも思わへんわ」みたいな言葉を口にしたところでしょうか。
文字にするとすげえですね。韓国映画もびっくりだ。
残虐映画の影響なのかと思いつつ、僕も大体同じもの見てるけど人を蹴ってもたぶん気持ちいいだろうけどそんな強くし続ける気力も体力も趣味嗜好もないしなあと思ったらやっぱ影響とかではないと思う。憧れはあるかもしれないけどね。
まあそんなこんなで、「9階やったら死ねるやろ」と。

ちなみになんで姉がこんな行動に出たのかをまとめると、散々僕を諭していた姉の言葉が僕に「まったく響いてなかった」ということです。らしい。うん。かもしれない。わかんないや。響いたのは響いたと自分では思ってるけど、思ってることと現実に思っていることは別ですし、わかんない。
(こういうことを言うと姉は残念そうな顔をして「私の言ったことなんもわかってないんや」と言うのでしょう。けれど僕はやはり、わからない。正当化したいだけで、逃げたいだけで、実際そうしているのだろうけれど、でもそこを否定し切る気も肯定し切る気もない。これも逃げなのかもしれないけれど)
でも実際ハローワークには1回しかいっていないし、なにも行動を起こしていないのも事実なので、実際逃げているだけなのかも。っていうかその可能性のほうが高いですね。
まあいい歳こいてな自分のぐだぐだな呟きはこれくらいにして。

とにもかくにも姉は激怒しています。
怒り狂ってる最中に表情を笑みに変化させる人はちょっとヤバいと思いますが、まあでも僕もうんと言ってしまったので取り消すしか方法がない。
母さんがわんわん泣いてるので、これはやばいと思って母を落ち着かせるべく頭を撫でたりして、姉にも謝って。
実際口が滑ったような気もするので僕も反省……なわけですが。

最終的に姉は「もうアンタのこと信用せえへんしな」と言って修羅場は終わりました。

その後に母が投げ捨てられた包丁を回収し、一件落着(?)。
完全に姉の目が据わってたので、トリップかなにかしてたのかあと思ったり。明日起きたら多分姉は謝ってくれると思うのですが・・・うん。

まあそんなこんなで、とりあえずこういうことも実際に起こった現実なんだなあということでメモ程度に。

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