ヒトは劇場に寄って鳴く。 たまらなくなったので、吐き出し。僕はただの人であり、唯一のひとであるということ。相変わらず意味が不明の独り言です。 ほんとうにただのひとりごと。たまらなくなるんです。素敵なものを見たとき。素敵なものを見たとき。それが素晴らしいと思ったとき。それが大好きだと気付いたとき。それらを構成するこのできる手腕――所謂センスとか技術とかそういうものだけれど、そういったものを保持し、磨き上げられたそれらを操ることのできる人が。羨ましくて。最高だから大好きで。自分でも創ってみたくて。でもそれは決して手の届かないところにあるんだろうなと解っていて、でもだからこそ大好きだから、悔しいというより羨望に満ちた”好き”に侵される瞬間というか、耳を塞ぎたくなるほどの心地よさと溢れてしまうほどの好きを処理しきれなくて。気付いたら唇を噛んで、涙を流していた。最高という言葉は不釣り合いなので、素晴らしいと表現したくて、流した涙が温かくて、これが本当の好きってことなのかな、なんて子供みたいなことを思ってしまって。なんであんなにきれいな言葉を紡げるんだろうと思うと、それができない自分は高名な芸術家に憧れる三流四流の芸術家とすら呼べないような存在のようで。まあ、そんなことを思う資格なんて自分にはないのだろうけれど。そんなことを言ってしまえるほど僕は自分に厳しくなくて。甘ったれて、なにもしないくせに欲しがって。ただただ、欲しがって。…で。そういう感情や思考を自分の内だけで昇華できるほどできた人間でもないのでこうやって吐き出しにきた次第。いい音楽を聴いて泣くのは、良いことだと思うのだけどなぁ。歌ってどうやって書くんだろう。ボカロ聞いてると「なんだこれ」と体が固まって鳥肌に侵されるほどの素晴らしい曲に巡り逢えることがあります。そういうものを、いつか創りたい。・・・なんて思ってるからだめなんだろうな。ひとまずは僕の思いを込めてやらなくちゃ。創ったものにはきっと心がこもるんだろう。そのとき心を込めていなくても、接するうちに魂が宿るんだろう。あ、遺伝子みたいだ。 [0回]PR