魅惑の香水 パフュームを観終わったので、感想だけ書きに来た。アリスが書けたらまた日記を書きに来る所存。感想はネタバレ満載ですよー *ネタバレします。【PERFUME~ある人殺しの物語~】ずっと見たかった映画。時間が空きすぎて見たかったことも忘れかけていた映画。タイトルにもある通り、人殺しの話です。18世紀フランス。異常な嗅覚と類稀なる才能を持つ香水調香師、ジャン=バティスト・グルヌイユが、究極の香水を作るべく古今奮闘する話。美術も音楽もいいと思う。「音楽で匂いを表現した」みたいなことを聞いたことがあったけど、そこまで音楽に匂いを想起されなかった気がする。でもなんだかんだいって、映画見ながら草の匂いとか甘い薔薇の香りとか(僕の貧困なレパートリーの中でだけど)はイメージができた。香水の話なのに、一番匂いを感じたのがジャン=バティストが香水の聖地、グラースへ行くときに道に生えた草や孤独な岩、グラースのラベンダーの香りだったのが、なんとも庶民だなぁと思う。やっぱり感じたことのないものを想像するのはひどく難しい。にしても、この映画、どこが好きってやっぱりCMでも惚れたあのラストの狂気的な群集です。ジャン=バティストが処刑台に上がり、香水を染み込ませたハンカチを振るうと、究極の香水の香りがその場の人々を覆い……んーというか、言ってしまえば、香水の香りが群集を襲い狂わせるんですよね。それでみんなが愛に狂って服を脱ぎ互いに愛し合うーみたいなーなんか違うようなー。とりあえず、人々が「天使だ」と彼を呼び、香水に魅了されハンカチに手を伸ばしたり倒れていく様がひどく気持ち悪かった。思わず目を見開いてガン見。ジャン=バティストを恨んでいたはずのリシまでもが彼を「兄弟よ」とまで言うのがひどく滑稽だった。ただ、そこらへんのシーンで、座布団を投げたくなったけどね。「え? あ! そういう話なんだぁ~」みたいな。いやキャラクターの心情はわからなくもないんだけど、なんていうか、なんだろう。ジャン=バティストには究極的に香りに固執していて欲しかった。彼には人を愛すること、愛されることを望むのではなく、純粋に香りを求め続けて欲しかった。しっかし、ジャン=バティストが死ぬくだりは悪くなったけど、表現がみづらかったんだよなぁ。いっそ死体を出してくれればわかりやすかったのにと思いつつ、それでは意味がないような。うー。でも、パフュームを借りてきたときに僕がパフュームのあらすじを姉さんに言ったとき、「ロマンティックな話しだね」と言っていたのがとても印象的。たしかにとてもロマンティックだ。主人公は乙女の香りを香水にするんです。その香りを閉じ込めるために、乙女を殺してまでも。だからロマンティックな人にオススメかな。死体とか無理!マジ無理!って人にはオススメできないけれど。でもそうじゃなくても普通に面白いんじゃー……ないかな、うん、多分。あとアラン・リックマンが好きな人とか。なんとなく。そうれにしても、でてくる死体…というか肢体が本当に美しいです。てかあれだ、女性が美人だ。うん、そんな感じこの映画。ジャン=バティスト役のベン・ウィショーの演技もよかった。非常に気持ち悪く執念深い男を演じられてて、大変キモ怖いジャン=バティストが出来上がってました。ベン・ウィショーには感謝だ。ちなみにDVDで日本語版でみるとなんだかとってもポップに聞こえるよ!以上、【PERFUME~ある人殺しの物語~】の感想終わり!あ、あと一個。映画見始めてから見終わるまで、非常に気にならないわけでもないけれどちょこちょこ気になってたところ。この映画、フランスのが舞台なのに、みんな英語なんだ。フランス語でよかったんじゃないかな・・・。あ、でもタイトルがPERFUME(英語で香水)だから英語じゃないといけないのかな・・・。 [0回]PR