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せつなののち。

 裁判の内容は、誰が青い薔薇の種を植えたのかということだった。
 私は傍聴席に座って裁判が始まるのを待つ。ウサギの耳が2本、証言台の前に立つ後姿を想像して落ち着かなかった。嫌な予感ほど当たるものだというが、しかし、幸福なことに私の嫌な予感は見事に外れてくれた。
 金の髪の間から、白い耳を2本まっすぐに伸ばしたウサギは手にラッパを持っていたのだ。つまり、彼は被告人ではなく裁判の開始を告げる者。
 私は安心して、開廷のラッパを聴いた。
 金髪を揺らした白い耳のウサギは、ラッパを吹き終わった後サングラスに隠されたその美しく整った顔に恍惚の笑みを浮かべる。
「開廷します」
 女王の声に証言台に目を向ければ、一人の男が立っていた。
 乱雑に切られた頭はぼさぼさで、身にまとっているものはゴロツキが身に纏っていそうなボロボロの服。けれど身につけた装飾品はどれも一級品のような――否、高級な盗品のようなギラギラとした嫌味な輝きで自己を主張していた。
 まるでカリブの海賊のようだ、と思った。
「被告人、ハートの11」
 カンカン、と小槌が振り下ろされる。
「青い薔薇を植えたのはお前か?」
「違います、女王様」
 ハートの11は法廷に響くほどに明瞭とした声ではっきりと言った。
「私めはハートのジャックに御座います。盗人と言われればそれは良し。けれど庭に青き薔薇の種を植えたのは、私では御座いません」
 見た目に反した丁寧な口調を翻したジャックは、ついと顔を上げた。
 カリブの海賊のような男が見つめる先には――白い耳を揺らし動揺を顕わにするウサギの姿がある。
「青き薔薇を植えたのはあのウサギに御座います女王様。私にしてみれば好都合。けれど彼はもうひとつ、とても弁解のする余地のない罪を犯して御座います」
 法廷にジャックの声が高々に響く。
 誰もが息を飲み、無言をして続きを促した。
「その罪とは?」
 女王の言葉に、ジャックは頷く。
「それは――……」
 言葉と同時、ジャックはくるりと身を翻す。
 肩にかかっていたマントが、証言台に立つジャックの体の回転の勢いで舞い上がる。カリブの海賊のボロボロのマントは、静かな法廷の中で小さく布着れの悲鳴を発し、厳粛なる場で宙を舞う。
 ――それは、一瞬のこと。
 瞬きすらもする暇はなく、マントが音もなく床へ舞い落ちる、その瞬間。
 ――それは、刹那の後。
 証言台の前に立つのは、カリブの海賊のような男ではなかった。


title of "Story 4 of the ■■■■■"
to be continude...?
*****

どこで切ろうか小30分程悩んで、結局登場手前で切ってみました。
そしてダッシュ入りまぁ~す。


今日は後輩にテレビをもらいました。
小さくて10kgないとは言っても、自転車のでテレビを運ぶのは少し大変でした。
部屋掃除しなきゃなぁ。・・・じゃないや。部屋にある物なにか捨てなきゃなぁ。


シスアドが終わったので、就活もあるくせに突然のんびりしだします。

翼です。

うーん、やはり問題は金かなぁ。


明日は学校終わってそのまま友達んち行って飲み会してきます。
なんかいいよなぁ。だれかんち集まってダベって飲んでだらーってするの。大学生くらいの青春てカンジがする。
だから多分日記の更新もないかもしれません。ごめんなさいです。

それじゃあ、おやすみなさい。
あなたの安らかな夢と、安らかな眠りを願って。

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