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食べすぎかな、腹が痛い。

 青い薔薇は、希望の象徴なのだと誰かが言っていた。
 それは白い薔薇ではないのかと尋ねれば、アリスは眼前のものに捉われ過ぎるからいけないと首を振られたのが悲しかった。
 誰かは言う。「青い薔薇は世界中の人が待ち望んだものなんだ」と。
 しかし、世界中の誰かが待ち望むものを私が待ち望んでいるなんてことは到底ないのであって、つまり私にとって青い薔薇は青い薔薇なだけである。それ以上でも、それ以下でもない。
 青い薔薇という、それだけの価値しかないのだ。
「ねえアリス、トランプの女王様への行き方を知っているの?」
 隣に並ぶ椿姫がかわいらしく小首を傾げて訊いてきた。私は不思議な違和感を感じて足を止める。
「――……知らない、わ」
「……知らないの?」
 大きな目をさらに大きく開いて、椿姫は足を止めた。
「――なら、どうして青い薔薇の門を潜ったんだい? アリス」
 カッと音を響かせて停止したヒールを振り返る。トランプの女王は額に手を当てて呆れたような顔をしていた。
「だって……………………あれ、なんでだろ」
 だって、それは当然なことだったから。
 赤と青と白と黒の薔薇が咲いていれば、青を選ぶのは自然なことで、今更悩むことも迷うことも考えることさえ不必要な決定事項だから。
 けれど、どうしてそれが自然で当然なことだったのかは――わからない。
「――どうして私、青い薔薇の門を選んだのかしら」
 悩むことさえしなかった。
 真っ直ぐに、何の疑いもなく青い薔薇に囲まれた門を潜った。
「……もしかして、道間違えてる?」
「いーや、間違ってはないさ」
 肩をすくめるトランプの女王を見て安堵した。間違っていないならそれで良い。引き返す必要がないなら、ただ真っ直ぐにこの道を進むだけだ。
「でもぉ……」
 呟きを漏らして、椿姫は不安げにその瞳を揺らした。きょろきょろと辺りを見回すその仕草は、まるで誰かを探しているようでもある。
「どうしたの?」
「アリスは青い薔薇の花言葉を知ってるの?」
「花言葉?」
 知らないのね、と椿姫は眉を寄せる。
「どうせ忘れてるだけだろうよ」
 私の頭に手を乗せて、トランプの女王は口笛を吹く。「アリスの忘れっぽさには定評がある」随分な言われようだが、強ち否定もできないので私は唇を尖らせるに留めた。
「でも、花言葉を知らないのはいけないことなの?」
「……良いことではないわよ?」
 きょろきょろ。
 椿姫は私の腕を掴んで辺りを見回す。
「……たしかに、良いことではないね」
 きょろきょろ。
 トランプの女王は私の頭を撫でながら辺りを見回す。
「――……どうして?」
 私の疑問は、突如巻き起こった竜巻にかき消された。



Title of "enclosed by a blue rose."
To be continude...?
*****
意図せず薔薇関連のタイトルが並んだ。
黒も制覇したいなー。


少し落ち着きました。翼です。


今度は姉さんが落ちてる。
やっぱそういう時期なんだろうなぁ。


んーと何を書こう。
最近パニくったり落ちたり引き篭もってたりでアクティブなことしてないなあ(笑)

そういえば、姉さんの大著うが戻ったのって書いたっけな。
1月後半にはもうすっかりおかしも食べられるようになってました。よかよか。
ただまたバイトを増やしたんで心配っちゃ心配ですがー。まあ、ライブ行きたいみただしな、がんばれ、姉さん。

それから少し前にコンビニで本を衝動買いしました。
ジュンク堂で見た松岡圭祐氏の「催眠」と星新一氏の「声の網(多分)」を我慢したのに関わらずうっかり衝動買いしたんです。「よくわかる「世界の幻獣」大辞典」「世界の幻獣」を研究する会、著。
面白いですコレー。ファンタジー書きたくなってくる。
この本で紹介されている幻獣で「スキュラ」というギリシャのモンスター(?)がいるのですが、上半身が美しいニンフ(妖精)、下半身は6匹の犬の頭だというのです。
・・・・どうやって歩くんだろうと本気で考えた。
でもwikiで調べたところ、「下半身は魚で、腹部から6つの犬の前半身(または首から上)が生えている」という記述があったので解決しました。泳げばいいんだ。人魚と同じだね。 ゲームセンターのコインゲームが好きです。
今日友達とゲームセンターに行ったら、クレーンゲームのとこに棒付きキャンディのぬいぐるみがあって欲しかった。
でもやっぱバナ男兄貴の方がいいな。皮剥くとまた、顔。




























































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