拘束時間は127℃。 目を開けたら、そこは花畑なのだという話を読んだことがある。 ある少女が眠りについて、目を開けるとベットが花畑の真ん中にあり、眠りから覚めた少女は妖精に導かれて旅に出るのだ。 その話を――正確に言えばそのシーンを――読んだとき、私はなんて素敵なのだろうと思った。目が覚めたら、周り一面がきれいな花畑で、妖精と共に旅に出るなんて。なんて素晴らしいことなんだろうか、なんて羨ましいことなんだろうかと幼心に思ったものだ。 何故今になってそんなことを思い出したかといえば、私がまさに目覚める直前だからということに他ならない。 否、起きてはいるのだ。意識ははっきりと覚醒を自覚し、あとは目を開けて起き上がれば、そこで私は活動を開始できる。 ……耳元で包丁を砥ぐ音が聞こえなければ、の話だが。(有り得ない……!) 私は珍しくも激しく動揺していた。しゃこ、しゃこ、とまるで和製ホラーの様な効果音が静かな空間ではっきりと聴こえている。そもそも視界を塞いでいるために、その音はより明瞭として私の恐怖心を掻き立てる。「アリスよアリス」「アリスよアリス」「早く」「早く」「「起きろ」」 数え始めて三度目になる、双子の呼びかけはやっぱりいつもと変わらぬ声のトーンに関わらず、私の心拍を早めるのに役立った。そうしてしばらくの静寂のあと、再びしゃこ、しゃこ、と包丁を砥ぐ音が聞こえ始める。 私は何も言えないでいた。 生きた心地がしない。 そういえば、あの絵本のラストで明かされる事実は、少女が目覚めた花畑が実はあの世で、その先で展開される冒険も神が少女を試したものだとかそんな風だったように思う。 ならば、これも試練なのだろうか。 目の開けるとあたり一面花畑で、包丁を振りかざした双子によく似た妖精が私を冒険へと誘ってくれるとでも言うのだろうか。(……有り得ない) まさしく有り得ない展開だ。目を開けた先に花畑があるわけではないだろう。背中と、地面に置かれた手の指先に感じる感触は花畑の草花のくすぐったさや土の固さではなく、何かぶよぶよとした柔らかく沈み込みそうで生暖かいものだ。そうして起きた私に話しかけるのは鈴の音で囁く妖精などではなく、鋭い眼光でもって包丁を振り上げる双子なのだ。きっとそうに違いない。(……有り得ない) 本当に有り得ない。しゃこ、しゃこ、という包丁を砥ぐ音はちゃっかりと二人分だし、背中には生暖かいぶよぶよとした感触に混ざってぬるい水の感触までしているし。 絵本の少女は結果的に天国へと行けたのだが、私は目が覚める前に地獄へでも来てしまったのだろうか。「アリスよアリス」「アリスよアリス」「起きて」「起きて」「「いるのだろう?」」 四度目の呼びかけは台詞が違っていた。しばらく黙っていたが、二人分の包丁を砥ぐしゃこ、しゃこ、というハーモニーは聴こえてこない。(本当に有り得ない……) 私は観念することにした。 ゆっくりと目を開けて、腕に力を入れる。上体を起こして座る形に持っていくと、視線が突き刺さっていることに気がついた。 億劫に感じたけれども、そちらへ顔を向ける。「アリスよアリス」「アリスよアリス」「今一度」「今一度」「「覚悟しろ」」 そうして振り上げられた包丁に、私は心の中で心の底で思わず叫んでしまった。(有り得ない……!)Title of "It non!"to be continude...?*****久しぶりにアリスを書いたら双子の話し方を忘れていたorzていうかあと30分で4時って;;これで授業乗り切れる自信ないぞ僕。今日はオヤスミでした。正確には授業がネット配信のコマでして。で、今日は食っちゃ寝て食っちゃ食ってました(笑ほんとに今日はずっとなにかを食べていた気がする・・・。お腹いっぱいにならないというかたんに口寂しいだけなんんですが・・・・本格的に太るぞ、自分。はちみつも舐めてるんですよねー。しっかし僕は本当にはちみつが口内炎に効くんですよね。患部に塗りたくってると2,3日で治る。・・・前は一晩で治った気がするけどまあいいや。で、まあつまり今日はまるっと一日休みだったわけです。それなのにねー・・・ほんと時間の使い方ってぇもんがねぇ(´▽`;;まあすんだことは仕方ない!明日に向けて頑張りましょう!たとえ朝から4限全部が実習だとしても・・・!たとえ1,2限のC言語実習2が一回生に紛れての授業だとしても・・・!!・・・うん、頑張れ、僕。たとえ家のなかで掃除機にすべって転んで、いい加減神様に「お前、もう動くな」とか言われているような気がしてもがんばってやるーー!!(T□T)・・・もうね、何の試練かと。自己管理能力のなさを嘆くことはもうしないさ!そういえばもうすぐハロウィンですねー。なんかしたいなー。 [0回]PR