詐欺ではないのか、その行動。 その体に寄生虫のように張り付いた鱗はとても多く、ぬめりの触感を伴ってかてかと光っていた。長く直線を描いた尾びれがゆっくりと左右に揺れるたび、魚は数メートルの暗闇を一度に進む。その様子を見て、私は昔読んだ絵本を思い出した。 赤いさかなの群れに混じる、一匹の黒いさかな――異質な存在。「アリス」「アリス」 叫ぶでもない双子の制止を耳にしながら、私はそもそも身が竦んで動けなかった。人が歩くのと同じ速度で迫ってくる魚は、背を向けて走り出せばきっと逃げられるだろう。背を向けることが出来るならば、走り出すことが出来るならば。 そんなことをどこか冷めた脳内で考えていても、私は私が恐怖に竦んでいることを確かに自覚していた。逃げなければいけないと頭ではわかっていても、体が別のもの――たとえばマネキンの様な無機物なもの――になってしまった気がして、自分の体のはずなのにピクリとも動かない。 てかてかと光った鱗を纏って、魚がゆっくりと近づいてくる。スローモーションの様に開かれた口の向こう、剥き出しになった大きな歯が私を噛み殺そうと近づいてくる。 その時、一メートルほどまで近づいた魚の、ところどころに欠けた歯を見た。閉じられる口を善人の如く受け入れたつもりは毛頭ないが、体が動かないのだから仕方ない。 私は体への衝撃を刹那感じ、意識を失うまで魚の体の奥の闇を見つめていた。Title of "Break off"to be continude...?*****久しぶりに書いたー!最近文字を連ねることが減っていたので、アリスが書けたのちょっと嬉しいなぁ(笑)三日の休みを経てバイト先に行ったら、めちゃんこ人が増えててびっくりした。つかちょっとビビりますね、うん。でもってバイト中、意識が飛んじゃって(居眠りを;;)、「眠いなら休憩取りや」と言われてしまいました(大汗)かっこ悪いorzで、慌てて休憩取って、コンビニで眠眠打破を買いました。正直、効いていたのかどうかはわかりません。でも以降寝なかったから効いてたっちゃ効いてたのかなー?今日帰ってからK.Sを書こうとしたら、資料がない(’□’;;部屋を引っ繰り返す勢いで探したんですが、「警察マンガ裏事情」がどこにもないorzおっかしいなぁー?で、探してるうちに何故か姉さんの部屋で居眠りを・・・おかげで音知連を録画し逃しました・・・姉さんがちょっと怖かったですよorzさて、明日もバイトきばりましょー! [0回]PR