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だれパンダ。

「やっと来てくれた……待ってた……アリス」
 柵を乗り越えて、梯子を上ってきた人物は卵の殻を着ていた。顔は見慣れた双子にそっくりだけれど、けれど双子のどちらでもない。
「…………誰?」
 私は少しだけ考えてそう言った。卵の殻を着た人物はあからさまにがっかりした表情でうなだれた。
「やっぱり覚えていないんだ……」
 蚊の鳴くような声である。ともすれば聞き逃しそうな声は綺麗なボーイソプラノ。聞き覚えはあるのに、見覚えが無いのは一体何故なんだろう。
 また忘れているのだろうか。首を傾げる私に助け舟を出したのは、帽子を被って柔和な笑みを浮かべるウサギだった。
「彼はダンだよ、アリス」
 ダン。
 はてさて、どこにでもある名前だ。ウサギがラストネームを言わないのは、そのままラストネームがないということだろうか。
「あの……大丈夫だよ、アリス。君が物覚えが悪いことは誰でも知っている」
 助かった気がしないでもないけれど、なんだか散々な言われ方である。
「それで…あの二人がどこに行ったか知らないかい?」
 ダンはぼそぼそと気後れしたように話す。器物破損を繰り返しながら至近距離で戦闘を繰り返しつつ移動する椿姫とトランプの女王と、それを避けて逃げ回る観客達の悲鳴を背にしていてはうっかり聞き逃しそうだった。
「あの二人?」
「双子のことさ」
 ウサギはさも当然だという風に言ってのけた。
 そういえば、コロッセウムに入って離れて以来、双子の姿が見えなくなってしまっていた。考えてみれば、そもそも演奏会に来たのだって、ウサギを追うために辿った道の途中で双子に会ったからなのになんであの二人がここに居ないのだろう。
 ああ、そうだ。思い出した思い出した。
 双子を連れてくるために、ここへきたのだった。
 思い出した。
 すっかり忘れていた。
「そういえば……入り口付近で離れてしまってからいなくなちゃったわね」
「そうなの?……困ったなぁ…暗闇に紛れてしまっては、灯りを連れて行かないと見つけられなくなる」
 ダンは悲しそうに呟いて泣きそうな顔をした。双子にとてもよく似た顔が悲哀に歪む。
 私はそんなダンを見て可哀想だとは思わなかったけれど、何かしてあげたいと思った。
「ねえ、灯りはどこから連れてくればいいのかしら?」
 ウサギに訊ねると、ウサギはまるで珍しいものでも見るかのように目を丸くさせてから舞台の方を指差した。
「トランプの女王が持っているよ」
「灯りを?」
「違う」
「じゃあ何を持っているっていうの?」
 苛立ちを隠さずに言うと、ウサギ不安げなダンの視線を受け止めながら、柔和な微笑みを浮かべたまま肩をすくめた。
「ジャック・オ・ランタンを、だよ」


Title of "Dam"
to be continude...?
*****
やっと出た、ダン。

眠い。

一限から五限までぶっ通しはキツい。
流石に五限になるとだるだるのだれだれです。たれパンダもびっくりのだれパンダを化しますよ。

それにしても、今日は朝が寒くて雨まで降っているなんてとんでもない天気でした。
学校行きたくないなぁ~なんて思いながらもちゃんと行きました。雨の日は髪もすごいし気分盛り下がりますね。友達と喋ってると上がるんだけど。

ううん、それにしてもやろうやろうとしていることがなにひとちうできていないこの状態。
中学のときの友達に会ってこようかな・・・。

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