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呟きのなかに紛れ積もるタスク

眠いです。
3日で5回バイトしてるんですがとくに苦じゃない。っていうか昨日の夜のバイトとかお客さんひとりもこないからカラオケだけ歌ってお金もらって帰ることになったっていう若干申し訳ない感のあるバイトでした。なんだあれ。

2月中にプロットを2つ作らなければいけなかったはずなのにサッパリできておりません。あわわ。

あとMMDの自分用取説もさっさと渡して出力してもらわなければ。

そして、部屋の掃除ね。もうね、片付けができなくてね、困っておりますなうでございます。
いい加減見切りつけて次々ほかしていかなければならないのですが・・・PC買いたいし。

3月はきっと怒涛です。

ではおやすみなさい。

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幼心から今まで、先生の言うそればかりを信じてきた報い。

「悪い子だね、アリス」
 波打つ地面へと私の肌を滑り滴り落ちていく液体。湿った髪もなく、流れる血もなく、どこからかやってくる風が私の頬を撫でて髪を遊ばせる。
 ぎゅっと、私を大切なものだと実感させるように抱きしめてくる腕に、私は戸惑う。
 地獄の業火に焼かれる罪人の悲鳴にも似たその声の主は、そうして体を離すと私を地面へと下ろした。
 足を地に付けて自分で立つ。波打つ地面は固い感触で、いつのまにか取り戻していた私の足の裏を支えた。
 ピンク色と紫色のボーダーのパーカーを着て、チェシャ猫はにんまりと笑っていた。その姿を随分と久しぶりに見た気がした。
「本当に悪い子だね、アリス」
 チェシャ猫はフードを目深に被ったまま、にんまりと笑う。
 そして、言うのだ。
「オカエリ」
 そして、言うのだ。
「鍵があるのは、右手だよ」
 チェシャ猫は鎖でぐるぐるに巻かれた箱を持っていた。
 にんまりと笑って。

Title of "Cheshire Cat has it. The key in right hand."
to be continude...?
*****

というわけでチェシャ猫でしたー。
正直誰がアリス抱きしめてても不思議じゃない状況っていうね。

昨日は狐の嫁入りの打ち合わせに参加させていただきました!
自己紹介があってめちゃめちゃどもった。ものすごくどもった。ひどくどもった。
そして当たり前にフリーターという身分の悲しい周囲の目。いやNHKの人に「もし取材させてもらうとしたらかまいませんか?しないかもしれないですけど」とちゃんと補足説明をされただけですが。
でも考えてみるに正社員とフリーターを比べると正社員のほうが圧倒的に多い気がする不思議。いえ、ぶっちゃけわかりません。

というわけでニートになれないフリーターは眠い眠いいいながらアルバイトいってきゃーす。
もはや自虐ネタ。と思うあたりやっぱりフリーターには若干マイナスの偏見と将来不安があるというね。
たぶん一番自分に向いている職業(?)だとは思いますが。

ではではいってきます。
帰りも明日もいい天気でありますように。

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定型化されたエンターテイメント

「世界の果てでチェシャ猫にウサギを会わせてはいけない」
 そう言われたのはいつだったか。
 覚えている。覚えていた。あれはたしか、誰も居ない家にいるのが嫌になってブタに似た婦人と話をしたあと、黒いウサギとかくれんぼをしている最中だった。
 ミニチュアの家の扉を開き、中に兎がいないかと探していると、どこからか声が降ってきた。
「アリス。アリス。かわいいアリス」
「え?」
 どこから声が出ているのかわからなかった。キョロキョロと、声の主を探すと、上だ、上だ、と声がする。声に従い顔を上げてみれば、タンスの上にちょこんと目覚まし時計が乗っていた。
「アリス。アリス」
「なあに? あなた、誰?」
「時計さ。時計。見ればわかるだろう?」
「目覚まし時計が私の名前をどうして知っているの?」
「みんな知っているさ。アリスのことは、みんな知っている」
 どうして私の知らない目覚まし時計が私のことを知っているのか不思議になった。けれど、学校でも私の担当でない先生が私の名前を知っていたし、青い制服を着た警察の人も私の名前を知っていたから、そういうものだろうと私は思った。
 私の知らない人が私の名前を知っていることが、不思議なことではないのだと。
「それよりも、それよりもだアリス。君は誰を探しているんだい?」
「黒のラビットよ。いつもいじわるなところに隠れちゃうんだから」
「ブラックラビットか。そうかブラックラビットか。アリス、白ウサギとは遊ばないのかい?」
「白ウサギはどこかへ行っちゃった。だから黒のラビットと遊んでいるの。黒のラビットは白ウサギがいないから出てくるのよ」
「白ウサギがいないとブラックラビットがでてくる。ふむ、白ウサギがいないとブラックラビットがでてくるのか。そりゃそうか。ウサギは兎だものな。兎はウサギだものな」
 時計は無機物なので微動だにしない。
 けれど声でなにか考えているのはわかった。
「なにかおかしなこと?」
「アリス。アリスよ。白ウサギとブラックラビットが一緒にいるところを見たことがあるかい?」
「そうね……たまに、あるわよ? あのふたりはいつもケンカばかりするの」
「喧嘩か、喧嘩をするのか。そこにチェシャ猫が混ざったりするかい?」
「どうしてチェシャ猫が出てくるの? チェシャ猫はそもそも黒のラビットのいるところにも、白ウサギのいるところにも姿を現さないわ」
「そうか。そうだね。アリス、いいことを教えてあげよう」
「いいこと?」
「アリス。アリス。君は自分が大事かい?」
「もちろんよ」
「なら、世界の果てに行ってはいけないよ。世界の果てでチェシャ猫に白ウサギを会わせてはいけないんだ。わかったね」
「……どうして? 黒のラビットならいいの」
「ブラックラビット。ブラックラビットか。彼はチェシャ猫と似た考えだからね、いいんだよ。ブラックラビットとチェシャ猫が世界の果てに居合わせることがあったら、それはきっといいことだ」
 だが、と時計は言う。
 身動きひとつせずに。
「反対に、反対にだ。もしも白ウサギとチェシャ猫が世界の果てに居合わせることがあったら、それはもしかしたら君にとってよくないことかもしれない」
「よくないこと……?」
「そう。そうだ。よくないことだ。だから、いいかい、アリス」
 カチ、カチ、と。
 そこで初めて、私は時計が時を刻む音を聴いた。
「世界の果てでチェシャ猫に白ウサギを会わせてはいけない」
 その言葉を久しぶりに聴いた。
 否、正しくは思い出したのだ。群集の時計の前に、その言葉を初めて聴いたその時を思い出した。
 私がいまより幼かった頃。この不思議な世界で楽しく過ごせていた頃。
 トランプの女王が、ただひとつの存在だった頃。
 白ウサギがいて、黒のラビットと遊んでいた頃。
 この世界での思い出が次々想起されていくなか、突然強く腕を引かれた私は水面へと引き上げられた。
 そして私を強く強く抱きしめたのは、予想通りの人物だった。

Title of "Key of memories."
to be continude...?
*****

誰であっても予想通りになる件について僕はなにも言いません。
一度全部書き直すときに思い出のなかのアリスの口調直すべきかな。ひらがな多めに。

MMDのread meをコピペして自分専用の取扱説明書を作ってました。半日くらい。
午前中は8時半に起きたので『男たちの晩歌』を観に京都駅近くの映画館へ。
立命館大学の映像学部が卒業制作の上映展示をやっているそうで、今日は上映のみだったそうですがちょっと興味があるので、明日お寺の打ち合わせがはやい時間に終わったら行ってみたいと思います。


ではでは、お風呂入って洗髪を終えてきます~。

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今日も、また。

寝ます。
ボカロPのハチさんの生をうっかり観にいったら哲学枠でうっかり長居しすぎてしまいました。


とりあえず、やっぱりまた頑張れそうにありません。
せっかく頑張れって言ってもらえたのに、ごめんなさい。すみません。ごめんなさい。
だけど、本当にごめんなさい。
まだ生きていきます。残念ながら。



本当に残念ながら。


おやすみなさい。
明日は世界が優しく、みなさんにいいことが起こりますように。

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名前に依存する賞賛と賛美を抱えた影にある真実の姿

 落下して落ちた。
 違う、落ちた。それだけだ。
 黒い兎が伸ばしたサーベルの切っ先に白ウサギが踏み込むのが嫌で、私は白いウサギの耳を持つ少年の体を思い切り押しやった。つまりそれは、私が黒い兎から体を離したことと同じことで、足を切り落とされている私は、だからつまり、落ちた。
「――っ!!」
 ドボンと液体の唸る音が耳を打ち、上下左右がわからなくなった。もがいてももがいても足がないので水をかくこともできない。
 沈んでいく感覚だけが全身に伝わる。こわい。怖い。怖い、助けて!!
 なのに誰も、黒い兎も白いウサギも助けてくれない。燃えるような赤と黒と白の美女も、チェシャ猫も助けてくれない。誰もいない、なのに私はどんどん沈んでいく。
 息が苦しくて、上も下もなくて、私はパニックになる。両手をばたつかせても、ぶつかるものはなにもなかった。
 ただ耳に届いたものがひとつ。
 
 ジリリリリリリリリ

 時計の音だ。
 アナログな鐘を早打ちする時計の音が、液体を通して聴こえてくる。
 私は音のするほうを向いて、深い深い暗闇に目を凝らした。

 リリリリリリリリリ

 違う方向からまた別の時計の音。

 ピピピピピピピピピ

 まただ。また違う時計の。
 耳障りな時計の音はひとつひとつ増えていく。ジリリリと、リリリと、ピピピと、アナログもデジタルも入り混じって時計の鳴り響く音が耳を打つ。
 ――世界の果て、
 時計が一斉にざわめきを帯びた。闇の鳩時計もデジタル時計も腕時計も壁掛け時計も銀時計もみんな口々に「世界の果て、」と囁いた。


Title of "The extremity of the world and voice of clock."
to be continude...?
*****


今日は名前に依存する賞賛と評価について考えて切なくなって泣きたくなるという相変わらず無為なことをしながら、やっぱり歌っていいなぁと思っていました。
そして近キョリ恋愛の最新刊を読みました。またこのパターンかよ!と思わず突っ込みを入れる程度のナントカ。ゆにちゃんかわいいですよね。

ではでは、おやすみなさい。

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