「貴方が本当に神様なら、時間を止めてみなさいよ」 そう言った彼女に証明するために、僕は時間を止めた。周りのもの一切が動きを止め、全世界が沈黙を媒介とした凍結の闇に包まれる。もちろん彼女もその闇に覆われていた。まっすぐに僕を見つめていた瞳は、僕が移動すればただ虚空を睨みつけるばかり。僕はいつか彼女が動き出す、下卑た妄想のような期待を頭の片隅で想い、永劫の時を待った。時間の流れの停止した世界で、人間である彼女が動き出すことなど到底ありえるはずがない。たとえ神である僕が望んでも、神は魔法使いじゃない。可能なことは限られているのだ。僕の望んだ期待は、僕だけに与えられた時間の経過とともに次第に僕自身の根本にあった諦めに侵食されていった。無駄だ、有り得ることではない。そんな声が聞こえる妄想に取り憑かれそうになったとき、僕はやっとため息を吐いた。「・・・どうしたの、できないんでしょ?」嘲り、相手を見下すような表情。その綺麗な唇の隙間から嘲りとともに吐き出した言葉は、彼女が、世界が停止していた時間━━それは彼女たちの時間で言えば何世紀だったか━━を経ての予想できたものだった。「やってみなさいよ」ああ、どうして僕はあんなことを言ってしまったんだろう。自分が神様だなんて、どうやっても人間である彼女に証明できるわけがないのに。「━━神様ができることはみっつなんだ。ひとつ、時間を操ること。ふたつ、大気を動かすこと。みっつ、生命を見守ること」「なら、時間を止めることは可能でしょ?」「いまやったよ。君の時間も止まっていた。あれからもう何千年も経っているのに━━」彼女は口元を歪めて勝ち誇ったかのように微笑んだ。「嘘つき」僕は心底後悔した。ああ、どうして僕はあんなことを言ってしまったんだろう。自分が神様だなんて、どうやっても人間である彼女に証明できるわけがないのに。---------------------------------------------------------------finこうやってだーーっと文章並べるのは、大概の場合ストレスたまってるときです。学校はとても楽しいのになぁ。今日は朝からゴスロリっ子の格好で学校に行きました。ちゃんと歩きで。様々な方から「ゴスロリにチャリは無いわ」と言われたからです。多分言われてなかったら自転車で行ってましたね。うわあ、面白いことになってただろうな。ゴスロリがチャリンコ乗ってんだもん。そんなわけでいつもの3倍の時間をかけててくてく分厚い厚底で歩きながら学校に行きました。例によって遅刻です。教室に入るのすんごい怖かった。そして友達にはちゃんと指差して爆笑されましたよ。もちろんネタって双方わかってるんでね、いいんですけどね!でも同じような格好してるくせにー!(`д´#)しかし学校の友達には意外と好評でした。何故だろう。学校終わってから母さんと待ち合わせしていたので京都駅に行きました。まだ母さんが来ないようだったので、バンギャの格好の1人暮らしの友達に付き合ってもらうことに。ふたりで話しているとすっごい見られるんですよね。そばを通った高校生のカップルに「え、なにあれ有り得ない」みたいなすっごい目で見られてちょっと凹みました。わかってるけどさ!その後、しばらくしてから友達と別れて母さんとホテルグランビアのレストランに食事に行きました。何故かいつもより対応が良かった・・・。そしてキャロットスープよりコーンスープやパンプキンスープの方が好きだなぁと気づいた。帰りに地下鉄に乗って帰ったのですが、またこれもすごい見られるんですよね。学校では同じような格好の友達といるから気付かなかったけど、改めてひとりになってみると恥ずかしいですね。まあでも、服に罪はありませんしね。まーそんな一日でした。でも本当に、ゴスロリの格好で日常を送っているお嬢さんたちは偉いですよ。だってあれ、めちゃくちゃ暑いんですよ?!・・・もう僕は当分いいや。(笑)また冬とか秋に着ます。暖かいから。やっと書き終えたorz [0回]PR