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「あなたは謝罪の言葉すら知らないほど無知という大罪を背負っているの?!」

 そう言う彼女は、地面に倒れた僕に跨がって仁王立ちで腕を組んでいる。
 ここらにひとつ風でも拭けばパンツが見えるだろうが、生憎この状況で彼女のパンツが見えればいいな、なんて青い春のような感情に思考を飛ばせるほど僕は彼女に対して親しみを持っていない。つまり、できることならば彼女のパンツは見えない方が良い。むしろ見たくない。
 いや、そんなことはどうだっていい。
 問題なのは、彼女がとても怒っているということだ。
 そして彼女は、学校でも腕利きの魔法使いであり、レベル5の詠唱呪文をつっかかることなく流暢に並べ立てることが出来ることで。加えて、彼女の怒りの対象は、誰がどう見てもこの僕である。
 なのに僕には彼女の怒っている理由がさっぱり分からない。そもそも、僕は彼女と親しかった記憶もなければ、この学校に入学して以来彼女と言葉を話した記憶もないのだ。
 さっぱり意味が分からない。
 さきほど僕が校舎を出て、運動部が練習する様を横目に見ながら下校しようとしていたときに突如喰らわされた衝撃波。威力こそ加減されていたらしいそれは、しかしまっすぐに僕の鳩尾にクリティカルヒットした。
 仰向けに転がる僕に衝撃波の威力に目の前に光が飛ぶが如し早さで、すかさず金縛りの呪文が降り注いだかと思うと彼女の仁王立ち。なんなんだ、この状況は。
「これだから馬鹿って嫌いなのよ」
 忌々しげに曲げられた唇。見下す視線はなんとも冷たく、アイドル顔負けな美貌なくせに凶悪犯でも逃げ出しそうな彼女の気迫に僕はますます首を傾げる。心の中で、だけど。
「……あの、人違いじゃありません?」
 今気付いた。掛けていたメガネがどこかへ行ってしまったらしい。きっとあの衝撃波のときだろう。伊達眼鏡なので視界に影響はないけれど、少しばかり困ることがある。
「ふざけるのも大概にしてちょうだい!!」
 怒鳴りつける美少女というのはなんとも頂けない。どうも普通の女性が怒るよりも、ヒステリーを起こしているように見えて仕方が無いからだ。だから彼女もあまり怒鳴らない方がいいのになぁなんて思うと、みるみるうちに彼女の影が立ち上がり彼女の口を塞いだ。
 ああ、やってしまった…。
 そう思いながらも、慌てる彼女の口を封じる彼女の影に特殊言語でどけ、と指示する。すると彼女の影は彼女を引きずり僕の上からどかせてくれた。
 僕はゆっくりと立ち上がると、制服についた砂を払い、落としていた鞄を拾う。それから吹き飛んだ眼鏡を探すがどこにも見当たらない。まあ家にまだスペアがあったはずだから、帰るまでの辛抱だと思い直す。
 そうしてやっと、僕の眼鏡を吹っ飛ばしてくれた彼女に向き直る。
 自分自身の影に囚われた彼女は、振れることの出来ない(しかし向こうからは干渉してくる)相手に口元を押さえられ呪文を紡げないでいる。さてどうしようか、このまま帰っても良いんだけどと思いながら、でもそれじゃあまりにもひどいよなぁなんて思い直す僕の目の前で、彼女は指先に灯した光で空中に文字を書いた。
 言語じゃなく、文字形式で攻撃する気だ。
 気付いたときには既に形式呪文は完成していた。パキンというガラスが割れるような音を立てて、彼女の影は弾けとんだ。けれどすぐに形を形成し始める影に、彼女は舌打ち一つで言葉を放つ。
「デス・へス・トルティード・ヘル・マンダガ――!!」
 まさか異種言語でくるとは思わなかった僕は、密かに感動した。特殊言語よりも使用者は多い異種言語だが(というか特殊言語はほぼ失われた文明の言語だし、そもそも使えるか否かは血で受け継がれる性質なので、使える者はほぼいないと言っていいものだが)、まさかまだ学生である彼女が使えるとは。
 影が形を成す前に放たれた魔法は、すぐに影を彼女の足下へと舞い戻らせる。
 そうして、至極当たり前なことだが、僕らの動向に注目していた下校途中の生徒達の視線を気にするでもなく、彼女は言った。
「……謝罪を」
 まったく、なにがどうなってるんだ。

It's ending realy?
――――――――――――――――――――――――

えー初っぱなから中途半端で意味不明な散文スミマセン。
無性に魔法とか超能力とか、人外の力を持った人を書きたくなったり。(既にK.Sで書いてるじゃないかって話なんですがね/汗)
そんな万国人間ビックリショーな人達が戦うのが好き。でも書き上げたら中途半端な感じに……うぅ、ジャッキー・チェンの威力は凄い。

今日はバイト休みでした!
なので昼に鍵を忘れた父さんに鍵を渡しに行くついでに昼ご飯を奢ってもらいました!
家の近くの食堂なんですが、美味しかったなあ。
でも帰ってお風呂に入ってからなんやらしていたら、あっという間に時間が過ぎます。
いやあ早い早い。

そんなわけで夕方から新しい自転車(新品ですよ新品!)を買いに行きました。
結構迷ったのですが、色はジャックと同じく赤の、27インチ。ちょっと大っきくなった気がします。
名前何にしようかなぁ。

家に帰って、コナンのDVDを観ていたら「いま地上波のコナンはどのへんなんだろう」と思ってつけてみたら、コナンスペシャルがやってました。
しかもすごい豪華キャストでしたね今夜。個人的に犯人のロミさんの声が朴ろ美さんとかだったら面白かったのになぁと思ったり。でも皆川さんが大人の女性を演じているのは珍しいのでエンディングびっくりしました。
と、コナンスペシャルを見つつ洗濯物を干していました。
母親に外食に誘われたりもしたんですけど、2人きりになるのはちょっとキツいなぁと思って、「買ってくる?」とメールしたら「家にあるもの適当に食べて」と帰ってきました。面白い人だなぁ。

そんなわけで洗濯物を干してコナンスペシャルを見終わってから、ビデオを返しに。
途中の交差点で信号が変わる際に、勢い余って横断歩道まで出てしまった車が後退するのを目撃しました。
戻る車なんて初めて見ましたよ!思わずすごい吹き出してしまいました。ちょっと可愛かった・・・。

バッド・エデュケーションが二日過ぎていたんですよね。それで、延滞料を払って今度はエルゴプラクシーとメダリオン借りてきました。高く付いたなぁ。
帰りにコンビニでガンガンを買って帰ろうとしたらどこにもない!
なのでまだ出てないのかと思っていたら、友達の日記にはもう読んだような記事が書かれていました。あれー?
明日バイトの帰りにでも買ってこようと思います。明日が発売日だし、絶対あるはずだ。
そうそう、コンビニに寄った際にジャンプ読みましたが、小畑先生、謝罪すら出してないですね。
雑誌を返しながら思わず「謝罪無しかよ…」と呟いた僕に両隣でジャンプ読んでいたおっちゃんとお兄さんはなにを思ったか・・・知る術はありません。
あと、そのコンビニの扉に「新王陛下、ご誕生おめでとうございます」と店主のコメントがありました。びっくりびっくり。なんだかわかんないけどびっくり。

そんなこんなで、帰ってきた父さんとメダリオン見ていたらもう朝です。ヤバいです。なんだこれ、今日バイトなのにー。


そんなわけでさくさく寝ます!
おやすみなさい!!

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