人生は一度きり アリスおつかれ*****「人生一度きりなんだから、なんでも好きなことをやったほうがいい」というようなことを聞くと、「じゃあせっかくだし人を殺すとかやってみたらいいのかな」と非常にひねくれたことを思います。でもすぐに思い直す。そもそも人を殺してはいけないのは、人が人を殺しちゃうと色んな人が誰かを殺し初めて、最終的に生き残った殺人鬼がひとりぼっちになっちゃうから。そうするとその人は心細くて寂しくて、泣いてしまうと思うのです。だから、人を殺すのはいけないのです。……なーんていうのも「どうして人を殺しちゃいけないの?」の返答にならないだろうか。だれだって一人は好きでも独りは嫌いなはずだし。まあ、人を殺しちゃいけないってのには、色々理由があるからなぁ。ルールだからとか、人殺しを許容しちゃうと最終的に誰もいなくなるからだとか。暴論だけど。家に爪切りが常備されていないのは何故なんだろう。やたらと爪がのびすぎてそろそろキーボードが打ちにくいです。翼です。ここのところニート一直線のなか、姉に「バイトも何もしてへんしお父さんもお母さんも心配してたで。働いてないんにゃったら家事でもすれば?」みたいなことを言われたので、とりあえず居間の片づけと皿洗い、夕飯作りから始めています。一昨日はギョーザ、昨日は冷やし中華という簡単なところから。そのうち煮物とか作れるようになるといいな。いわゆる花嫁修業です。むしろ自立修業です。一人暮らししたい。昨日のバイトでお客さんに保険会社の方がいらっしゃいました。入社希望者の面接をしているという方かと就活について話したら、ちょっと面白いお話をきかせてもたい、ちょっと就活がんばろうって思えた。「人生一回きりなんだし、一度でいいから好きなことに全力で取り組め。当たって砕けろって気分でやりなさい」みたいな感じのことを聞いた。その方は営業の方で、お話を聞いてると営業の魅力がすごい伝わってくる。(会社の方向ってのもあるだろうけど)営業が面白そうだなんて思ったの初めてだ。営業ってのは自分の頑張りが相対的に出る職種らしいです。そのうえ色んな人と関わるから色んなお話が聞けたり、とくに経験は絶対に無駄にならないそうです。そういう考えもあるんだ、と思って感動した。そんな今日。あーそうだ!電脳天使読み終えました!(amazon中古しかなかった!)なんかもう、なんだろ。うん、物語の結末って本来はああいうものなんだろうなぁって感じ。終わってないのです。物語が。物語そのものだった事件は終わったけど、彼らの物語は、そもそも時間というものは、終わらずに進んでいくのです。変化しながら。しかしなにがすごいって、久しぶりに「読み終えるのがもったいない!なんかヤ!」って話に出会ったこと。あとたった十数ページを残して布団に入るなんていつぶりだろう。もしかして初めてだったりして。中学のころに友達が言っていたけれど、「読み終わるのがもったいない」っていうのをやっと理解した。当時がさっさと読み終えて次の話を読みたいとか、そもそも残りページを陥落するのが快感だったけど。いやあしかし、うん、とてもいい本に出会えた。猫の地球儀に続くお気に入りベストです。彩院忍さん、「電脳天使」。どこかで見かけたらぜひぜひ。さあて、ではおやすみなさい。 [0回]PR