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むちゃぶり。

 風が吹いた。
 生暖かい風が。
 青い花弁が、舞う。
「青い薔薇の花言葉を思い出して下さいアリス。これは私が教えられるものでは御座いません。貴女が自分で思い出す他ないので御座います」
「私が……?」
 ……面倒くさ。
 ――なんてことは思っちゃいけないのだろう、この場合。
 私はハートの11が差し出した花束を受け取る。そうしてやっと、むせ返るような青い薔薇の匂いに気付くのだ。
「花言葉……」
「では、行きましょうか」
 ハートの11は私が花束を受け取ったのを待って立ち上がる。まるで背後でメデューサのように怒気を放つ金の髪の彼女など、微塵も気にしていないようだった。
「断頭台に、頭を、お乗せなさい!」
 修羅の如き形相で、彼女は断頭台を指差す。
「お断りさせて頂きます」
「どうして私の命令が聞けないの?!」
「私は――”ジャック”ですから」
 と、風に髪を揺らしながらハートの11は振り返る。
「時期候補者が御集まりましたのでお二人とも裁判所に出頭して下さい」
 一体それは何の候補者で、一体何人が集まったのだろう。
 私は青い薔薇にくらくらしながらそんなことを思った。
「全員が揃ったの?」
 金の髪の彼女は持っていた斧を思い切り振り下ろして断頭台に刺し立てた。
「裁判長は?」
 真っ赤な眼は鋭いままに。
「到着しております」
「陪審員は?」
 怒りはまだ収まらないのだろうか。
「当然の如く」
 そう、と鈴の音のような声で金の髪の彼女は呟く。
「なら、行くわ」
 汚れたピンク色のドレスを揺らして、金の髪の彼女は頷いた。その手には、やはり、断頭台から引き抜いた斧が。
「有り難う御座います。前トランプの女王の女王が居られませんと裁判は始められませんので」
「そうなの?」
「そうなのです」
 ハートの11は頷く。そして、また振り返る。
「そして、貴女もいなければならない」
 そう言ってハートの11は私の髪も梳いて、花束から青い薔薇を一本引き抜く。そうしてその一輪の青薔薇を私の髪に挿した。
「さあ、裁判を始めましょう」
 ハートの11の表情にさしたる変化はない。
 ガコン、と音を立てて開いた城の裏門を振り返れば、ゆっくりと開く門扉の向こうでずらりと並んだトランプの兵がラッパを吹いている。
 青い薔薇の花びらが生暖かい風に舞う。
 裁判の始まりだった。



Title of "The hair ornament of the blue rose."
To be continude...?
*****
書いてる途中で危うく金の髪の彼女とハートのジャックがバトりそうになりました。
だめだ、これ以上伸ばせられないよ。伸ばす気ないっすよ。



遠足でした。
昨年秋の山登りで遅刻した上に道を間違えまったくとんちんかんな方向に歩いて一時間に気付き、一昨年の秋の山登りでは集合場所への行き方がわからずに集合場所まで40分ほど歩いた僕です。今回も秋になにをやってしまうんだろうと思っていたら・・・
本日。
春のハイキング。
各自現地まで自分で行くのですが、電車を 間 違 え ま し た 。
飛び乗った電車が新快速で逆方向まっしぐら!まっしぐら!
思い切り遅れて到着ですよ。
なんてこったい\(^0^)/

……そろそろここまでやると、やり尽くした感が出てきます。
いや、決してわざとやってないけど(汗)本気でボケてるだけなのですが(大汗)・・・しかしこれはもうボケというレベルじゃないのかな。まあいいや。


リボーンにハマりすぎですちょっとこれは熱がヤバい。
そのうちキャラソンとか覚えそうな自分が怖いです。いろいろなんか、うん、まあいいや。痛い子なんです僕ぁ(ぇ
とにかくリボラジが面白い。アニメのキャストさんがやってるラジオは、声優さんたちがほんとに仲良さそうで好きだなぁ。あんま聞かないけど。
市瀬さんがフリーダムすぎる(笑)



しっかしどうしよう。企画書を連作しなければならない事態。そして課題が溜まりに溜まっている事態。
某所の企画は秋を目指そう。職が決まらないことにはいけないんだ。僕は就活生…就活生…(暗示)
アニマックスも無理かなー・・・。あと2週間だもんな。ありえないよな、うん。
できたらやりたいですけどネ(゜▽゜)でへ。


さて、今日は友達と遊べるかな。何時に起きるかなかな。

みなさんが元気でありますよーに!

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