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メンテって昨日かよ!

アリス……迷った末、お友達の助言も得て追記に記載しました。
何故かグロになりました。っていうか首が落とされてるってだけだけど。



メンテナンスの日時を一日間違えてました。Oh,Shit!!
相変わらず咳が残ってます。翼です。


リボーンが面白すぎる・・・思いっきりハマってますね今。
ドクロちゃんでてきましたドクロちゃん可愛いですドクロちゃん。ドクロちゃんて書くと撲殺天使みただななんか。
どうでもいいけどザンザスさんとランチアさんの違いがわからない。一緒か、もしかして一緒なのか。(絶対違う)
そして主人公がカッコイイ。なんだろう、この大道を行くようなアニメ、だめだかっちょいい。



昨日出かけるときに2万5千円が入った封筒が見つからなくてビビりました。なんでいつもいつもでがけにアクシデントが起こるんだ。
今日はまたC言語に遅れていったら出席が締め切られていて、開いたドアをそのまま閉じてUターンしました。
昼過ぎから咳とだるさと頭痛に悩まされ、携帯を忘れて先生と連絡がつかずに半分死にながら
HDDを交換してもらいました。

…僕は絶対何かに呪われてるとしか思えません。


HDDと、HDDのケースと、かしめ工具をソフマップで買って、パイレーツカリビアン3とVフォーヴァンデットを借りた帰り、着ていたロングカーデの紐が自転車のチェーンに巻き込まれてズタボロになったのは凹んだ。いやそこまで凹んではないや、最悪だっただけだ。
そんな昨日。今日の瀕死といい、この一週間はたまにある運無し週間かな。
生き延びよう。心持ち匍匐前進で。






明日もみんなが幸せになれますように。
  

注)グロ注意











 首が無ければ生きられないというのは、生物の構造上当然のことではないだろうか。
 トン、と軽い音を立てて断頭台の刃が落とされる。そのたびにごとんという重たい音を立ててトランプの兵隊の首は落ちていく。
 現実味がなく、気味が悪かった。
「アリスもやる?」
 金の髪をした彼女は、ピンク色のドレスが汚れるのも構わずにトランプの兵の首を切り落としていく。
「いらない」
 私は喉を振り絞ってそう言った。
 裁判が開かれるので女王候補を集めるのだとトランプの女王は言った。その為の準備をするから待っていてと椿姫が言った。
 だから私は、こうして金の髪の彼女と行動を共にしている。
 曰く、――どこに行かないように。
 私は更々逃げ出したくて叶わなかったが、そもそも逃げ出すほどの体力が残っていないのでこの場に留まらざるを得ない。大量に血を失ったので、貧血で少し走るだけで頭にガンガンと痛みが走るのだ。酷いことだ。
「そう」
 金の髪の彼女はそう言って次のトランプの兵に、断頭台に頭を乗せるように指示をする。絶望という色で顔を染めたハートの7は一体なにをやらかしたのか。ガクガクと震える体で、しかし金の髪の彼女の命令通り断頭台に頭を乗せるのは、いやはや忠誠心の成せる業なのだろう。
「あの」
 私が呼びかけると金の髪の彼女が手を滑らせた。うまく首が切り落とせなかったのか、チェシャ猫の声に似た悲鳴が辺りに広がり、断頭を待つトランプの兵たちを縮み上がらせた。
「駄目よアリス、邪魔しちゃ。うまく切り落とせないでしょう?」
 金の髪の彼女はそう言って、傍らの斧を振り上げる。ビュッ、ドス。そんな音を立てて、ハートの7は楽になった。良い腕前だが、私は彼女の手腕を褒める気にはなれなかった。
「ごめんなさい。でも、聞きたいことがあるの」
「なあに? 次の人どうぞ」
 金の髪の彼女は振り返らない。けれどなあにと言われればそれは質問を受けることを了解した合図だろうと私は考え、断頭台に背を向け、そこらへんにあった錆びて使い物にならなくなった断頭台に腰を下ろす。
「貴女は、トランプの女王なの?」
「いいえ」
 即答だった。
 またトン、という軽い音が聞こえた。次のトランプの兵は何度も「助けてください」と連呼している。
「じゃあ、トランプの女王だったの?」
「……そうよ」
 助けてくさだい助けてください助けてください助けて助けて助けて助けて助けトン。
「アリス、私は悲しいわ。どうしてアナタはいつも忘れてしまうのかしら。次」
 首を落とされたトランプの兵の死体は、断頭台の周りにごろごろと転がっている。後でまとめて厨房の大コンロに突っ込むのだそうだ。紙のトランプはさぞかしよく燃えるだろう。
「ごめんなさい。私は記憶力がないの。アナタとは以前にも会っているなら、是非そのときの話が聞きたいわ」
 トン。ゴトリ。
「私が話をしてもいいのかしら。アリスは私が話したことがすべて本当のことだと思うの? 記憶は知識とは違って知らずに書き換えられるものだわ。書き換えることが可能なものだわ。もしも私がアリスの記憶を話して記憶を改竄したことがバレたら私は白いウサギにも黒い兎にも怒られてしまう。――アリスの過去を話すのは……それはとてもとても魅力的なことだけれどね。次」
 なにかを必死に弁解しているトランプの番だった。
「つまり、私が貴女に話を聞くのは不可能なのね?」
「知識を披露することは出来ても、記憶を披露すれば怒られてしまうの」
 違うんです違うんです女王様私がやったのではなく本当はクラブの4があの日トン。ゴトリ。
 血の臭いがしないなと思って、そういえばトランプに血など通っていなかったのだと思いついた。紙製のトランプは単なるカードだ。破損しても流血沙汰になることはない。ならばいま、金の髪の彼女がやっていることもそんなに残虐なことではないのかもしれない。
「誰に怒られるの?」
「…………アリス」
 誰かがため息を吐いた。ひとりではなかった。
「アナタは本当に何もかも忘れてしまうのね。ウサギと兎の違いを覚えている? 世界の果てで沈めた箱を覚えている? アリス、アナタはいつまでそのままでいられると思っているの?」
 金の髪の彼女の声はまくし立てるようにそう言った。
 近づいてくる足音に振り返るなんて怖いことはしない。背中越しに回された腕を拒むことはきっと悪いことなのだと知っていたから、私はなすがままに抱きしめられる。
「――私は、黒い兎と同意見だけれど……だからと言って、白いウサギの気持ちもよくわかるの」
 だから。と言う声が冷えた。
 回された右腕がわずか引かれる。目の前に現れた斧の刃には、おそらくハートの7の流した血が付いていた。
「だから、アリスには幸せになって欲しいの」
 勢い良く引かれた右腕。金の髪の彼女はその手に持った斧をどうするつもりなのだろう。
 私はいつのまにか充満していた血の匂いに麻痺した頭で、ただそれだけを思った。


Fin
*****
Title of "A place of execution"
To be continude...?

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