忍者ブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

再彩采(さいさいさい)

 それがそうだと知れたのは、神の啓示とかオカルトじみたものでなく、第六感という超常現象みたいなものでもなければ、見えたからというこの物語の流れを根本的にぶち壊すような理由でもない。
「アリス」
「アリス」
「ここは」
「ここは」
「「どこだ?」」
 しかし理由は単純明快。その独特の話し方と声が揃っているというのに、誰があの二人以外を思い浮かべるというのか。
 私は頭を抱えたくなったが、どこにあるのはわからない自分の手を使ってどこにあるのかわからない自分の頭を抱えるのは困難だったので、私はさしあたって双子に聴こえないよう静かに息を吐くだけに留まらせた。
 声は頭上の方から聴こえているように思う。だからその方向へ向かって話しかけてみる。
「無事だったのね」
 どこにあるかわからない口から飛び出た声は、自分の予想を超えて飛び跳ねていた。我ながら嬉しそうな声を出してしまって赤面する。でもこの暗闇の中ではきっと見えていないだろうからよしとする。
 少しの間があって、返答があった。
「無事じゃない」
「無事じゃない」
 なにか腑に落ちないような声だった。
「……どこか怪我でもしたの?」
 あの双子に限ってそんなことはないと思うが、ここは真暗な深淵の世界だ。いくら双子だからといっても可能性はいくらでもあるだろう。
「包丁がない」
「包丁がない」
「包丁がない?」
 同音同句が二つ、異音同句が一つ聴こえた。もちろん最後に声を発したのは私で、残りは双子である。
「包丁がないと」
「包丁がないと」
「兎が」
「ウサギが」
「「切れない」」
 双子は相変わらず物騒なことを言う。
 私は頭を抱えるため、どこにあるかわからない自分の手と自分の頭を探すことにした。

*****
ぶつ切りすいません。
集中力続かないなぁ・・・。


タイトルに意味はまったくありません。
なんとなく音が気に入っただけの造語。翼です。


今日はTRPGやってるひとと(一人はクラスメート)カラオケ行ってきましたー。
自分が存外にカラオケ慣れしてないんだなぁと実感。そして歌が下手なことを再実感。まあ歌はそもそも音程気にして歌ってないのでそうなるわなみたいな感じもあるのですが;;
まあ、ちょっとかっこ悪いかなぁみたいに感じてしまったので、矯正してみようかなぁ。まずは歌い方をよく聞くところから。


以上、今日のこと終わり!

で明日(というかすでに今日;;)は岡山に帰ってきますー。
1週間ほどアリスはお休みかな。おそらく。指が気まぐれを起こしたら書くかもしれません。
うー3時間も電車に揺られるのは憂鬱だなぁ;;
リバースは絶対にしたくないと思います。うす。気合入れて、電車の中で寝ておきます。

しばらくはネット断絶するので、遊戯のおともにパソコンなかにアニメざっかざか入れてもってきます。見るかどうかは実際不明だけども。
レツゴとか初代デジモンとかエヴァとかいいよなぁと思います。僕が小学校中学校あたりの年のアニメは豊作です。いいアニメ多いですよー。でもあと5年たったら絶望先生面白いよなぁとか電脳コイルいいよなぁとか言い出すと思います多分。
でも最近のでピンとくるのっていえばやっぱりコードギアスくらいかなぁ。あれはいいエンタメだ。アニメそのものも悪くないと思う。付属価値が多いうえにクオリティ高いから面白い気がするけどね。<ニコニコとか



帰ってきたらバイトと、ネットのほうのお仕事と、お手紙を書きたいです。そしてWegにも構いたい欲求。
ではでは、死ぬ気でいってきまーす♪

拍手[0回]

PR