蛍光灯の下、疲れ果てた。 えー昨日は帰ってきてからセロクエルを飲んだらそのまま眠りこけてしまい朝大変でした。居間に出しっぱなしにしていたプレステ2とマックンを、僕のあまりのズボラさに腹を立てた父さんにベンランダに放置されていました。仕事でパソコンを扱う身の父さんがパソコンとゲーム機を雨天のなかベランダに放り出したということはえらい怒っています。自業自得です。わかってます。わかってるけどさぁ・・・orzいや昨日は疲れました。友達と10時に待ち合わせして起きたら11時前です。ヤバイ!と想って友達に電話したら、向こうも眩暈がするので大分遅れるとのこと。結局12時半に待ち合わせして、僕がさらにちょっと遅れて行ったら、向こうもまだ遅れる、とメールで確認。待ち合わせが某デパートの西口だったので、僕は「向こうも体調悪そうだし、まあ長く見積もって待つかあ」とそこで30分待って、飽きてきたので小説を読みながら更に30分待って、それから10分後に着信とメールをの受信を発見。大音量で音楽を聴くとこういう危険性があります。で、それでやっと以前にも待ち合わせ場所を間違えたことを思い出して慌てて友達の待つ東口へ。それから適当にお店に入ってサンドイッチを食べつつ話を聞きました。なんつーか、うん、大変そう。でも学校にも信用のおける友達はいるそうなので、それは一安心かな。そしでこっちもちょっと愚痴を聞いてもらって。でもあんなんで良かったのかなー。お店を出てからはウインドウショッピングとなりました。新京極のお店いっぱい回って。OPAも行って。なんといいますか、彼女の買い物に付き合わされる彼氏さんはすごいなぁと思いました。よく興味もない女物の服を見るのに引き合わされて平気だなぁ。僕だったら彼女の服の買い物は女友達と行くようそれとなく薦めますよ。もう正直なところどれくらい続くのかと・・・orzでも別にいいんです。それだけ歩き回れるってことは、それだけ元気だってことだし、友達にとってはそれがストレス発散の術かもしれないし。でも本当に疲れた・・・(苦笑)ああでも、古着屋さん始めて行ったんですけどいいですね、なんか。掘り出し物が見つかりそうな感じ。スカートと赤いドクロプリントのタンクトップを買っちゃいました。最後に食べた串刺しクリスピーは美味かったです。でもって帰り。阪急を使う友達とは途中で別れ、僕は地下鉄路線へと足を進めます。そしたらもうなんといいますか、人・人・人の群れですよ!時間がちょうど祇園祭から帰る人と重なってしまって、もう疲れ果てていた僕は半泣きになりながら切符買って帰りました。しかしそれだけならばよかったものの・・・降りた駅で引きつけを起こしてしまってびっくりでした・・・。でもああいうときって年配(?)の女性の方の方が声をかけてくださいます。多分男の人は腰が引けるし、若い人はどうしていいかわからないからだろうなぁ。と、勝手に分析してみたり。でも本当に、歩けなくなったときはどうしようかと(((@д@;;)))でもなんとか帰りつけてよかったです。うん。あーびっくりした。-------------------------It is yesterday's continuation.-------------------------------------------- 僕は以前、一度だけセナを殴った事がある。 セナがミカを振ったときだ。 何故振ったのかと訊ねたところ、「僕と付き合うなんて、不幸になるだけだ」と言われた。その言葉の無神経さとセナ自身への欺瞞に、僕はたまらなく腹が立った。 セナもミカに憧れていることは(実際に彼から聞かされたことはなかったが)知っていたし、それになによりもセナの言葉と表情の矛盾がどうしようもなく切なかった。 好き同士なのになんで付き合わないのかというそれは、どこにでもある青春小説であるような、青臭い恋愛話だ。しかし、小説は基本的にハッピーエンドで終わる。 こんな黒と白が縦縞に並んだ幕が下ろされた終り方なんて、誰も望んじゃいなかったのに。「あ、雨――」 ミカが言う。 振り返れば、軒の向こう、くすんだ色をした空から雨が振り落ちていた。風に靡くわけでもなく、川になって流れるわけでもなく、ただ真っ直ぐに地面へと振り落り、無数の足跡の残る地面へと吸い込まれていく。 まるでセナのようだと思った。彼はただ、真っ直ぐに生きて、真っ直ぐに死んだ。「最近、天気悪いよね」「そうだね」「昨日も降ってたよね」「あれ、そうだっけ?」「うん、降ってた。それも覚えてないの?」「――セナと話したときのことは、いつもほとんど覚えてないよ」「なにそれ」 ふふふとミカが笑う。涙を流したままの、力無い笑い方だった。「でも本当に、アクタはセナのことあんまり覚えてないよね」 そうだね、と僕は声には出さずに頷く。 本当に僕はセナと話したことはいつもあまり覚えていない。今日は何ついて話したか、覚えているのはそれくらいで、どんな内容を話したのか詳細など知らない。ときはどこで話したのか、セナはどんな風だったか――笑っていたか怒っていたか、楽しそうだったかつまらなさそうだったかそれさえ――覚えていないときもある。世間で言う無駄話よりも、僕らは時間を無駄にしているような気がする。「そういえば――僕はセナについて何も知らないや」 ずっと鼻をすすって、そう言った。ミカがこちらを向く。「そうなの? あんなに話してたのに?」 頷く。話はした。でもそれだけだった。 僕はセナについて、知っていることを列挙してみた。名前は覚えた。。性別も知っている。性格は…あまり怒らない奴だと思う。ミカと付き合っている。 ――……これだけか? 僕は頭を抱えたくなった。なんてことだ。僕はセナについて本当になにも知らないじゃないか。「変なの」 ミカが呆れたようにため息を吐く。「アクタってどうしてそうなの? セナは少しも忘れていなかったのに」「………そうなの?」「そうなの…って――もう、仕方ないわね」 言って、ミカはまた笑った。よく笑う娘だ。セナもそこが魅力的だと感じたのかもしれない。 まだ握り締めたままのハンカチを目尻に当ててミカは涙を拭いた。-----------------------------------------------------Sorry... A continuation is sometime. [0回] PR