新年度ですが どうも。どんどんダメ人間道を突き進んでいっている気がします。翼です。3月末で昼間のバイト先の契約が終わったので就職活動中です。そうだ、ブログ書こう。きっとこんな更新が途絶えたところに誰も来るはずがない。そう思ってアクセス解析を見たらいらしてくれている方がいるみたいで、いやはや申し訳ない思いでいっぱいです。ここのところネットゲームにハマり、読書もせず文字も書いてない日々が続いていたので文章がクソみたいに思えるくらいにはなまっています。キーボードを叩く指の動きにもキレがないです。ぐだぐだしちゃってる。ただ久しぶりに集中して本を読むと一気に勘が取り戻せるような気がしましたが、実際そうもいってないのでリハビリです。この1年ほどずっとリハビリってる気がする。そんなわけで今日もリハビリ。そういえばAKBと少女時代がかわいすぎて仕方ないです。個人的にはAKBはステージが映える。少女時代はPVが映える。そう思っていたのですが、このあいだ献血でAKBの「涙サプライズ!」のPV見て「これやべえ・・・!」ってなりました。制作が高橋栄樹氏という方で、他には「上からマリコ」ポニーテールとシュシュ」、そして2012年のAKBのドキュメンタリー映画、少女たちは傷つきながら、夢を見るの監督さんだそうで。他にもゆずの「飛べない鳥」やMr.Childrenの「終わりなき旅」なんかも制作されているとか。wiki調べ。っていうかこの方、JamFilm2にも入ってるんですね。見てみようかなあ。やっぱり日記いいなあ。ちゃんと書こう。と思ってもどこまで続くか、ですが(笑)とりあえず、本日もリハビリ。 R15とかいっておくべきでしょうか。このブログでは今更でしょうか。------「うぉら!」 釘バットを振り上げてカナタは声を張り上げた。鳩尾に力を入れるとよく声がでると聞いたことがある。カナタの腹筋はそれはもう見事なほどに割れているので、そのおかげか、声はよく響いた。「まだまだあ!」 二発。三発とバットが振り下ろされるたび、肉を抉る音がひびく。対象物はすでに声をあげることもできないようだったが、びくびくと痙攣して逃げようと地面に手を伸ばす様子から命を繋げていることを悟る。「カナターそろそろ引き上げないと先生に怒られるよ」「もーちょっとおー!」 バットを振り下ろすカナタはとても楽しそうで、たしなめる僕の声もそのピアスだらけの耳に入っているのかいないのか。ハーフパンツに飛び散った血を気にも止めず、何度も何度もその腕を上下させた。 アスファルトに滲んだ血は誰のものか判別がつかず、すでに反応のない3人のために救急車を呼ぶべきかと少しだけ思案する。そうして、結局この閑静な住宅街で深夜に騒ぎを起すのも申し訳ないのでやめておくことにした。「ケーサツ! ユーマ、ケーサツ呼んで! このオッサン死んじゃう!」 へへへ、やりすぎちった。そんな台詞を付け足してカナタはこちらを振り返った。すこし見ていない間に顔にまで返り血が飛んでいたので、ポケットから取り出したハンカチを投げてやる。ケイタがきちんと受取れなかったので、ハンカチは重力に従順に、血で汚れた地面へと落ちた。「あ、汚れちったー」「洗って返せよ」「オレの部屋洗濯機ないんだけど」「ランドリーいきなよ。だから君の部屋は汚いんだ」 ケイタが地面に落ちたハンカチを拾う。ハンカチを折りなおして血のついた面を中側へやると、綺麗な面で頬についた血を拭った。「わかった。じゃあ洗って返す」 こうやってケイタが素直に頷く場合。ハンカチが基本的に返却されることはない。 ため息をついて、ジャケットのポケットに入ったままの携帯を取り出す。スライドさせて出てきたキーを3度押して警察へと電話をかける。「あ、もしもし? レイヤード通り4丁目で人が倒れているんですが。……はい、この時間なのでこわくて。すぐにきてください」 こちらの名前を聴かれる前に電源ボタンを押しておく。隣で釘を弄っていた相棒を振り返るとにかーと笑いかけられた。「なに」「だからユータって好きだなー」「君はもう少し自重することを覚えるべきだよね」 もっとも、この後始末は僕がやるわけじゃないけど。「そろそろ帰ろう。警察がくるまえに寮まで戻らないと、また寮長にしかられるぞ」「うーい」 静まり返った住宅街をスニーカーで静かに歩く。春の終わりを告げるような水分を含んだ風が僕の前髪を揺らして通り過ぎていく。 警察がくるまではまだしばらくかかるだろう。カナタが真っ先に狙った顎の骨が、全員無事に治癒するといいんだけれど。 からからと地面を撫でながら釘バットが鳴く。僕は手慰みにヨーヨーを取り出してコンクリの上を滑らせた。「ん」 そういってカナタがガムを差し出してくる。指先にはまだ少し血がついていた。「今日のポイントでガムくらい帰るし」「明日はひとりでいけよな。付き合わないぞ」「ああん、つれないな」「おっと」 背後から振りかぶられた釘バットを屈んで避けるとスイングしたバットは見事頭上を通過していった。追撃から逃げるように体を低くした体勢でクラウチングスタートで走り出す。 暗闇の中、僕の耳に遠いサイレンの音が届いた。finなんということでしょう。昨日と今日のこの違い [0回]PR